米ゼネラルモーターズとGM大宇は声明を発表し、中国での一連のデザイン模倣紛争は和解という形で幕を閉じることとなった。
今年の2月1日より、西ヨーロッパでは、デーウ・ブランドのクルマは、すべてシボレー・ブランドに統一された。クルマは同じで名前を変えただけなのだが、これが、予想以上に効果があったことがわかった。
GM大宇自動車技術は、同社によるチャリティ基金を創設し、従業員の地域貢献活動をさらに促進させるために、全国的なプログラムに着手すると発表した。
韓国ではこれまでどちらかといえば大型のクルマが人気だった。クルマは一家に1台。大は小を兼ねるという感じで、購入側の意識からしてそういうものだったのだ。また、韓国人は見栄っ張りなので、必要以上に背伸びをして大型車を買うという風潮もあった。
近年の中国は、F1やモトGPなど国際規格のレースをはじめ日本のスーパーGTなども開催するなど、徐々にモータースポーツが盛んになってきている。それを反映してか、GMではスポーティさを強調したモデルをアピールしていた。
GMデーウが間もなく発売を開始する大型ラグジュアリーセダンが『ステーツマン』だ。2.8リットルV6エンジン搭載モデルと、3.6リットルV6エンジン搭載モデルの2タイプがラインナップされている。
GMがデーウを買収して以来、デーウの持つ小型車をアメリカで販売するのか、それともヨーロッパで展開するのか、と今後が見守られてきたが、どうやら初戦はデーウの地元韓国での思いきった展開ということになりそう。
スズキは、GM(ゼネラルモーターズ)の韓国の子会社GMDAT(GM大宇自動車、GMデーウ)社が生産するシボレー『オプトラ』を日本に輸入してセダンを21日から、ワゴンを2月15日から発売すると発表した。日本メーカーが韓国車を輸入して販売するのは初めて。
新年から西ヨーロッパでは、あるテレビCMが頻繁に放映されている。1台のデーウ『マティス』が静かに“脱皮”するが、そこにあるのは相変わらず同じマティス。しかし、よく見るとバッジが「CHEVROLET」に変わっている……。
欧州市場のエントリーブランドとしてシボレーの展開を意図するGMは、シボレーの新型3車種をパリで披露する。いずれも2年前にGMグループとなった韓国のデーウ社が開発したものだ。
GMデーウ(大宇)が生産するクルマは、イギリスなど16カ国では、「Daewoo」ブランド販売されている。しかし、ポーランドなどデーウブランドがあまり浸透していない国では、シボレーブランドで販売されている。
GMの逆鱗に触れた、デーウ(大宇)『マティス』のそっくりさんが、奇瑞汽車(チェリー)の『QQ』だ。似ているのがフロントエンドだけなら「偶然」で済ますこともできそうだが…。
GM(ゼネラルモーターズ)は、2004年第1四半期のASEAN地域でのGM大宇自動車製の車両の販売台数が6341台、前年同期比29.2%増になったと発表した。
GM(ゼネラルモーターズ)の子会社GM大宇自動車技術は、韓国の群山で、新しいディーゼルエンジン工場を建設すると発表した。総投資額は技術開発費用を含めて約4750億ウォン。
GM(ゼネラルモーターズ)グループで豪州のホールデンは、GM大宇自動車技術製車両の豪州販売会社GM大宇オーストラリアを今年12月31日までに閉鎖すると発表した。GM大宇ブランドはオーストラリア市場から撤退する。