三菱ふそうトラック・バスは19日、1.5トン積載の小型トラック『キャンターガッツ』のガソリン車を、平成17年(2005年)新長期排出ガス規制に適合させて発売した。
三菱自動車は、小型トラックの『キャンター』にCNGエンジン、LPGエンジン搭載車を設定してCNGは21日、LPGは12月10日から発売すると発表した。
三菱は小型トラック『キャンター』に新開発のパラレルハイブリッドと、オートマチックトランスミッションを組み合わせた『キャンターHEV』を出品している。想定する用途はコンビニエンスストアへの商品配送用で、市販化は2年後を目標にしているという。
三菱自動車工業は、18日に発表した小型トラックの新型『キャンター』と新型『キャンターガッツ』のニュース資料に誤りがあったと発表した。
新型『キャンター』に搭載するエンジンは、旧モデルのものをそのまま流用した。このため、新型車にもかかわらず2003年から始まる新短期排ガス規制は未達成だ。
新型『キャンター』は、キャブオーバートラックとして世界で初めてインパネシフトを採用した。シフトレバーの位置、ストローク、操作力、操作感などを最適設計して、ショートストローク化しながら操作力は軽減した。
三菱自動車は、小型トラックの2トン積みの『キャンター』と1.5トン積みの『キャンターガッツ』を8年7カ月ぶりにフルモデルチェンジして発表した。2WDを18日、4WDを7月中旬から発売する。