バンコクモーターショーにもブースを出しているマレーシアのプロトンは、本来なら値段の安さを武器にタイで大躍進するはずだった。エントリーモデルとなる『SAVVY』と呼ぶAセグメントハッチバックは、39万9000バーツで販売している。
女性の活発な社会進出がある点はタイの特徴といえる。企業や組織の幹部に女性が名を連ねることは少なくない。
ベントレー『ミュルザンヌ』は、バンコクモーターショー会場に展示された市販車両のなかでも、トップクラスの高額車となる。
タイでは一年間のうち、通常3月から4月にかけてが最も気温が高まり、最高気温は摂氏35度を超える日が続く。
タイにも確実に富裕層は存在する。ポルシェ『カイエンS』が一般公開初日に3台成約に至った。
バンコクモーターショーでシュコダは、タイで認知度が高い自動車メーカー各社の大型ブースから少し離れた位置にブースを構えていた。
タイ国内では、「スーパーカーレース」という人気のモータースポーツがある。
スズキはバンコクモーターショー二輪車ブースにて、2007年の東京モーターショーなどにも出展したコンセプトモデル『Biplane』を展示した。
バンコクモーターショーでメルセデスベンツ『G55AMG』の周りには、珍しく来場者が群がらない。
ピアジオ(PIAGGIO)グループは、超低価格コンセプトカー『NT3』を出展した。
タイの平均月収は日本円にしておよそ3万円ほどといわれる。そうした経済水準のタイ、バンコクモーターショー11に、60年前のロールスロイス『SILVER DAWN』が展示された。
バンコクでは、激しい渋滞をかき分けて移動できる二輪車に根強い人気がある。渋滞につかまることなく移動できる二輪車は重宝される。
ヒュンダイはミニバン『H-1』を出展した。日本を除くアジア地域や欧州で販売されている。
今年のバンコクモーターショーを見ていると、技術展示がずいぶん増えたと感じる。ホンダは『ブリオ』の、トヨタは『プリウス』のカットボディを展示し、日産は『マーチ』のホワイトボディを展示していた。
バンコクモーターショーでは中国のチェリーが出展。トヨタ『RAV4』(旧型)に瓜二つの『Tiggo』などがブースに並んだ。Tiggoは84万8000バーツ(約240万円)から。低価格は大きな魅力となる。