思わずたじろぐほどの色気が漂っている。抑揚の効いたボディラインや、眼光鋭いフロントマスク、そしてセクシーなヒップラインなどなど……。去勢された草食系男子がはびこるこの世の中で、久しぶりに、男性ホルモンを感じさせてくれるクルマだと思った。
先代の『フーガ』がカクカクしていて、男性受けする分、我々女子には色気がなさすぎて……だったフーガ。しかしモデルチェンジしてみたら、なんとも艶っぽいデザインで、あら素敵。うしろナナメからの姿なんて、ほんのりとした色香がなんともいい感じである。
マセラティ『クアトロポルテ』に影響を受けたと見るのは自分だけ? でもロングノーズ・スモールキャビンのプロポーションは、インフィニティ・ブランドのアイコンでもあるから納得しよう。
米国IIHS(道路安全保険協会)は9日、インフィニティ『M』(日本名:日産『フーガ』)の衝突テストの結果を公表した。
日産の高級車ブランド、インフィニティは22日、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、欧州仕様の新型『M』(日本名:日産『フーガ』)を公開すると発表した。
5日、シカゴ・オートショー事務局は、北米日産がニッサンとインフィニティブランドのブースを出展、市販モデルのディスプレイを行うことを正式決定したと発表した。
フルモデルチェンジでより“ヌメヌメ感”の強いデザインが与えられた新型『フーガ』のルックスは、日本のフラッグシップセダンとしては例外的なまでに強いエモーショナル感が特徴。
事実上、日産のフラッグシップモデルとなるだけに、新型『フーガ』は相当に気合の入ったクルマに仕上げられた。
大人のクルマかと思って乗ったら、ちょっとがっかりというのが第一印象。
第一印象は「ややエグい?」と思えるスタイル。Aピラーを50mm後退させロングノーズを強調、後輪駆動らしさを表現したプロポーションがマセラティ『クワトロポルテ』似?、とも思った。が、試乗時間内(1時間枠×2)で見慣れた。
2009年の日産の話題の中心となったのは電気自動車の『リーフ』だが、実際に発売されたクルマは、『GT-RスペックV』に始まり『スカイラインクロスオーバー』、『フェアレディZロードスター』、『フーガ』など高級車が目立った。
新型日産『フーガ』のインテリアをデザインした、デザイン本部プロダクトデザイン部の小田島貴弘さんは、デザインをする際に意識をしたのは北米と日本だという。しかし、あくまでもグローバルカーなので基本仕様は共通。
出光興産の子会社出光テクノファインは、日産自動車、合成皮革メーカーの小松精練と触れたときの心地よさと耐久性にこだわった自動車内装用の表皮材を共同開発した。この表皮材は日産の新型『フーガ』に「ソフィレス」の名称で採用されている。
日産自動車は18日、同社のフラッグシップとなる高級セダンの新型『フーガ』の発売1か月間の累計受注が、月販目標の約5倍と好調な滑り出しとなったことを明らかにした。
新型日産『フーガ』のスイッチ類は今回新しく部品を作成したものがほとんどだという。