5月下旬に相次いで発売されたホンダと日産自動車の箱型ミニバンの初期受注状況が注目されているが、ホンダは29日『ステップワゴン』の1カ月間の受注が2万台に達したと発表した。月間販売目標の2.5倍に相当する。
日産自動車は15日、新型『セレナ』の発売後2週間の受注台数が月間販売目標の2倍を上回る1万2068台に達したと発表した。
新型日産『セレナ』はクラストップレベルの広い室内と、レジャー用具をたっぷり積み込める荷室を提供。多彩なシートアレンジや、リヤエンターテイメントシステム、インカーホン(車内インターホン)など、楽しさを演出する機能も搭載した。
日産自動車は、5ナンバーミニバンの『セレナ』をフルモデルチェンジし、5月31日に発表・発売。商品企画のキャッチフレーズは「SHIFT_ capacity、1BOXの可能性をシフトする」。あらゆるシーンに対応し、休日の楽しみを満喫できる1BOXをめざして開発された。
広いスペースと多様なシートアレンジはもう当たり前。成熟期に入った昨今のミニバン市場では、いかにプラスアルファな個性を出すかが問われてきた。ところが新型日産『セレナ』はというと、あえてミニバンの原点回帰を目指した。
新しい日産『セレナ』(5月31日発表発売)を見て思わず感心してしまったことのひとつが、手軽に収納できる3列目のシート。
今月はやっぱり気になるあの2台、『ステップワゴン』と『セレナ』がメインで特集されている。また国産現行車種のデータが2005年版として掲載されている、マイナーチェンジ後の各車インプレッションもあるので、新車購入を検討している人にはおすすめだ。
新型日産『セレナ』の特徴は、5ナンバー枠いっぱいの全長と全幅を持ち、スクエアなデザインを採用することで、より効率的な居住空間を得ていること。だが、この特徴は先代のセレナよりも、歴代のホンダ『ステップワゴン』が追い求めてきたパッケージングに近い。
新しい日産『セレナ』(5月31日発表発売)を見て気付くのは、側面のガラス面積が広いことだ。フロントドアの窓がさらに広くなっているのは、運転する際の車両感覚のつかみやすさも狙いだという。
新型日産『セレナ』の前席のインパネは小物が置けるトレイ状になっている部分が多い。その一番大きな助手席前のトレイには、丸い小さなエアコンの吹き出し口がトレイに向けて設置されている(「20G」と「20RX」に標準装備。他はオプション)。
新型日産『セレナ』(31日発表)は3列目のシートを跳ね上げてラゲッジを広げるのが、大幅に楽になっている。
新型日産『セレナ』(5月31日発表発売)のシートアレンジを見ると、ボックスタイプのミニバンにつき物といえる「アレ」がない。アレとはもちろん、2列目と3列目の回転対座だ。
新型日産『セレナ』(31日発表)のラゲッジは3列目シートを使用した状態でも、ゴルフバッグなどを立てて積むことができるように、大容量のラゲッジアンダーボックスが新設された。
新型『セレナ』のセカンドシートは、先代に比べてクッションがフラットな形状をしている。ホールド性から考えれば、くぼんだ形状のほうが有利なはずだが、フラットにしている理由はどこのあるのか。日産自動車商品企画本部の今本裕一さんに話を聞いた。
きょうの各紙の紙面構成がおもしろい。トヨタ自動車は、張冨士夫社長らが出席して仏プジョーシトロエングループ(PSA)と合弁で設立したチェコ工場で開所式を行ったが、産経は「トヨタの世界戦略」とセットで1面準トップ。