JR北海道は夏(7月1日~9月30日)の期間中、特急『旭山動物園号』や『くしろ湿原ノロッコ号』など臨時列車を計1495本運転する。前年同期と比べ、札幌~富良野間の『フラノラベンダーエクスプレス』1往復削減などに伴い、運転本数は188本減少する。
JR旅客6社はこのほど、夏期(7月~9月)に運転する臨時列車の概要を発表した。新幹線・在来線を合わせ1万2638本を増発。今年3月で定期運行を終えた寝台特急『あけぼの』が18日間運行されるほか、山形新幹線のリゾート列車『とれいゆ つばさ』登場などが注目される。
JR北海道は5月14日、札幌圏の混雑緩和と快速『エアポート』の快適性向上を目的に、733系電車6両編成を5編成増備すると発表した。形式は733系3000代で、現在『エアポート』に使用されている721系電車と同様に指定席「uシート」を設置する。7月以降、秋までに順次投入する。
JR旅客各社は5月7日、ゴールデンウィーク期間(4月25日~5月6日)の利用状況を発表した。各社とも同日比で前年をやや下回った。前半(4月25日~30日)が「飛び石連休」となった影響とみられる。
JR北海道の江差線木古内~江差間42.1kmが5月12日に廃止される。これに伴い、営業運転最終日の5月11日には、木古内駅(北海道木古内町)と湯ノ岱駅(上ノ国町)、江差駅(江差町)で「さようなら江差線(木古内~江差間)お別れセレモニー」が行われる。
2015年度末の部分開業が予定されている北海道新幹線についてJR北海道は5月2日、車両を使用した設備検査を10月から始めると発表した。
JR北海道と北海道は4月30日、江差線五稜郭(北海道函館市)~木古内(木古内町)間37.8kmの経営を引き継ぐ第三セクター鉄道会社の安全運行体制の構築と協力内容について、書面による基本合意を締結した。