
富士重と理化学、シリンダー仕上げ時間短縮の工法を共同開発
富士重工業と理化学研究所は、自動車エンジンのシリンダー内径部分を仕上げ加工する技術として理化学が開発した「ELID研削法」を応用した「ELIDホーニング工法」を共同開発したと発表した。

【株価】値ごろ感から全体相場は反発
米国株安を受けて安く始まったが、値ごろ感からの買いが入って全体相場は反発。自動車株は高安まちまち。マツダが前日比22円高の723円と上げ、富士重工業、スズキがしっかり。日野自動車、三菱自動車工業も小幅ながら上げた。

【池原照雄の単眼複眼】富士重 次期社長は営業も分かる技術屋
富士重工業のトップ交代は、マスメディアがノーマークのなかでの発表となった。竹中恭二社長(59)は取締役相談役となり、後任には常務執行役員の森郁夫氏(58)が内定した。竹中社長は2年前から密かに森氏を後任に定め、社長業を意識したキャリアを積ませて来たという。森氏にトヨタ自動車との提携という新時代のスバルを託す。

富士重工、今期経常利益は7%増の500億円
富士重工業は9日、2006年3月期決算と今期(07年3月期)の業績予想を発表した。今期は新型スバル軽自動車の国内投入などにより、世界販売は前期比7%増の61万1000台を計画している。

富士重、新型スバル軽自動車の車名を公表、販売攻勢も
富士重工業は、まもなく投入する新型スバル軽自動車の車名を発表した。車名は『ステラ』で、イタリア語で「星」の意味を持つ。新型軽自動車は背高タイプの“ハイトワゴン”で、6月に発売する予定だ。

富士重、富士機械を完全子会社化
富士重工業は、子会社の部品メーカー富士機械を完全子会社化すると発表した。富士重の9日開催の取締役会で、株式交換で富士重が富士機械を完全子会社化することを決議した。富士機械はJASDAQ市場に上場しているが、完全子会社化で上場廃止する。

富士重2006年3月期連結決算…売上高は過去最高、最終利益は減益
富士重工業(スバル)が発表した2006年3月期連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の1兆4764億円、営業利益が同38.8%増の583億円となり、増収増益となった。売上高は過去最高。新車販売は低調だったものの、為替差益で営業増益となった。

富士重トップ人事にトヨタの渡辺社長の反応は
富士重工業の竹中恭二社長は、「社長交代人事について筆頭株主のトヨタ自動車の渡辺捷昭社長には説明したところ、大変驚いておられた」と話した。

スバル 富士重工業社長に森郁夫常務執行役員
富士重工業は9日、同日の取締役会で竹中恭二社長(59)が取締役相談役に退き、海外営業本部長の森郁夫常務執行役員(58)が社長に昇格するトップ交代を内定したと発表した。6月末の株主総会後に就任する。