ロン・デニス、新型スーパーカー MP4‐12C を語る

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英国マクラーレンオートモーティブは8日、新型車マクラーレン『MP4-12C』を発表した。動画共有サイトでは同社のロン・デニス会長が、新型について語るPR映像が公開されている。

新型マクラーレンMP4-12Cは、同社がF1参戦から得たノウハウを注入して開発した新世代スーパーカー。車名の「MP4」とは1981年からマクラーレンのF1マシンが使用しているのと同じネーミング。「12」とはV型12気筒並みのパフォーマンス、「C」はカーボンを意味する。

新開発の「M838T型」3.8リットルV8ツインターボは、ドライサンプオイル潤滑システムとフラットプレーンクランクシャフトの採用により、車体ほぼ中央の低位置にマウント。最大出力600ps、最大トルク61.2kgmを発生する。

MP4‐12Cは徹底した軽量化を実践しているが、その中核技術が「カーボンモノセル」。これは、F1マシンと同様のワンピース構造のカーボンファイバーセルで、キャビンを取り囲む強固なカーボンセルは、単体重量わずか80kgという軽さだ。

トランスミッションはパドルシフト付きの7速2ペダルMT。マクラーレンはMP4-12Cの動力性能を公表していないが、0-100km/h加速は3秒台前半、最高速は320km/hオーバーと予想されている。

MP4-12Cは、2011年から年間1000台規模で生産をスタート。マクラーレンのロン・デニス会長が、熱い思いを語るPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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