【ラジアルタイヤ徹底ガイド】静かさがスムーズな走りにつながる…ブリヂストン レグノGRV

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レグノ『GRV』を『エスティマ』3.5リッターV6 アエラスGパッケージ 4WDに履かせて一般道を走ってみた。タイヤサイズは215/60R17 96Hで、指定充填空気圧は前後とも2.4である。

乗り始めですぐにわかることは、タイヤが滑らかに回っていること。ガサついた感じがないのは印象的だ。路面の不整や凹凸を通過したときに伝わってくる振動がとてもまろやかなのだ。

まず路面との当たりがソフトである。タイヤのトレッド部のエンベロープ性(凹む能力)が高く、タイヤの外側のサイドウォールが丸くできているので、そこでの衝撃吸収性も高いからだろう。

ハンドリングはスムーズな感じを受けつつもグリップはよく、粘る印象だ。ハンドル応答性は、センター付近の反応はまろやかであり、手ごたえも刺激的でない。至って穏やかでスムーズな反応だから、一度に大勢の人が乗る可能性があるミニバンにはふさしい特性。つまり、ドライバーの自然な運転がそのままスムーズな反応になるから、乗員は揺すられることなく快適に移動できるからだ。

ちょっときついレーンチェンジを試しても、GRVはふらつきが小さく、すぐに収まる。タイヤのサイドウォールは内側のほうが剛性が高くなっていて、踏ん張るようなグリップを作ることができるらしい。スムーズな応答性と粘るグリップによってスムーズなクルマの移動と、ロール角の小ささも手伝って揺り返しが小さく、すぐに収まるのだ。

肝心な走行音の静かさは3列目シートに座って確かめた。CDなどお気に入りのオーディオを掛けていたときに、その音がとてもクリアに聞こえるので驚いた。オーディオを付けていない場合には明確にはわからなかったが、オーディオを聴くことによって細かいところ音までもクリアに耳に入ってくるということを実感できる。

もちろん、1列目シートでも2列目シートでもその恩恵は受けられる。それは乗員同士の会話が通じやすくなるということで、コミュニケーションが取りやすい。静かということは長距離ドライブでも疲れないということで、ドライバーだけでなく同乗者にも優しいタイヤだといえよう。

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《こもだきよし》

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