ジャガーのコンセプトカー『R-D6』。一見したところマツダ『RX-8』に似ている。4シータースポーツクーペという成り立ちはもちろん、観音開きのドアといい、切れあがったリアオーバーハングといい、見て取れる共通項は多い。
しかし反面、クラシックでコンサバティブというジャガーのイメージを覆すことには成功しているだろう。さらにはこのクルマ、ディーゼルエンジンを搭載しているのだ。
車名の由来にもなっている2.7リットルV6ディーゼルは、コモンレール直噴にツインターボを搭載し、“R”の名にふさわしい性能を発揮するという。
ジャガーにディーゼル、ミスマッチなこの組み合わせについて、マイク・ライト社長は「高級スポーツクーペに洗練されたディーゼルエンジン、これも進化のひとつだと確信しています」とコメント。
このディーゼルエンジンは、来年『Sタイプ』に搭載されて発売される予定だ。