マツダは7日、第60回フランクフルトモーターショー(プレスデー9月9−10日、一般公開11−21日)に、コンセプトカー『Kusabi』(楔/くさび)を出展する、と発表した。開発中の1.6リットルディーゼルエンジンを搭載した、コンパクトディーゼルスポーツカー。
コンセプトカーは、ボンネットからリヤまで続くシャープなボディサイドデザイン、大径タイヤと存在感を強調するフェンダーにより、スタイリッシュかつアグレッシブさを表現した。また、日常での使い勝手にも着目し、リヤのラゲッジスペースや後席へのアクセスを容易にする革新的な機構を取り入れた。
ディーゼルエンジンは、マツダが自社開発中という1.6リットルを搭載し、マツダのブランドイメージにマッチした、きびきびとした走りを実現した。同社はコンパクトクラス用のディーゼルエンジンを持っておらず、現在は欧州向け『デミオ』用として、グループ企業のフォードを通じ、プジョーから供給を受けている。フォードとプジョーはエンジン開発・生産で提携している。