自分とクルマの間だけにとどまらず、他車にまでネットワークを広げられるのが、三菱自動車が『iTディオン』の提案する「クルマのホームページ」サービス。専用の情報センターに平均速度やワイパーの動作状況などの情報をアップロードし、その情報を他車が利用できるのだ。
イクリプスの2003夏モデルは、2DINタッチパネルAVNが5モデルのラインアップとなった。AVNとはAudio/Visual/Navigationの略で、カーナビとカーオーディオが一体になったシステムと考えればよい。このシステムを2DINに収め、前面にタッチパネルの操作系を持つのがイクリプスカーナビの特徴だ。
三菱自動車が「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展」に出品した『iTディオン』では、インターネット接続を利用したサービスとして、遠隔地からドアロックなどの操作も提案している。それも携帯電話から専用のサーバーにアクセスし、それぞれのコマンドを選ぶだけという簡単さ。
クルマからのインターネット接続は、すでにさまざまな製品が対応している。無線LANこそが三菱『iTディオン』ならではのネットワーク技術だ。IEEE802.11bを採用したことで、最大11Mbpsという高速通信が可能。車載のwebサーバーにダウンロードされた各種コンテンツを、携帯端末から閲覧できるなど、クルマがホットスポットとして機能する。
パシフィコ横浜で21日から開催されている「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展2003」に、三菱自動車から『iTディオン』が出展された。システムの核はラゲッジスペースに搭載された2台のコンピュータだ。
ドコモのiモードからアクセスできる「i-ローソン」。これには様々なコンテンツが用意されている。その「プリントサービス」は、希望のデータを選択し、ローソンの店舗で登録画面を見せることでそのデータをプリント出力してくれるサービスで、その中でドライバーに役立つのは昭文社と提携した『抜け道マップ』だ。
阪神高速道路公団が1969年に導入した初代交通管制システムから数えること3代目となる新交通管制システムが5月から始動した。2代目は90年に導入されたので、実に13年ぶりにシステムが更新されたことになる。
三菱自動車は、21日から23日まで、パシフィコ横浜展示ホールで開催される自動車技術展「人とくるまテクノロジー展2003」にテレマティクス実験車『iTディオン』を出展すると発表した。iTディオンは、クルマのホットスポット、クルマの遠隔モニター&操作、クルマのホームページなど、ユビキタス時代のカーライフを提案する実験車だ。
国土交通省は16日、リコール情報などを携帯電話から閲覧できる『自動車総合安全情報サイト』のiモード版とJ-スカイ版を開設した。リコールのほか、日常点検情報や不正改造事例、ASV(先進安全自動車)の紹介などのコンテンツを用意している。
トヨタ自動車が15日から発売した販売店オプションのDVDナビは、個性のある5機種を設定した。有料道路自動料金支払いシステムのETCを業界で初めて内蔵した「DVDナビTV CDチューナー(E)」(21万円)が登場。