住友ゴム工業が、京都大学化学研究所の小川紘樹准教授と協働で、破壊に繋がるゴム内部構造の分布の違いを3次元的に可視化することに成功した。
ゴムが破壊される際の内部構造の変化を詳細に観察することが可能になった。従来はゴムを変形させた際にどこで破壊が始まり、その破壊の原因となる内部構造がどのように関係しているのかを特定することができなかった。
今回の成果は、ゴム材料の様々な知見を有する同社と、ゴム内部構造の分布の違いを3次元的に可視化する技術を有する京都大学化学研究所との産学連携の協働プロジェクトにより実現した。