西武鉄道所沢車両工場で1960年に製造され、1984年まで「おとぎ電車」として親しまれた機関車がレストアされ、生まれ故郷に戻って飾られている。場所は埼玉県所沢市、工場跡地が再開発されて9月に開業した商業施設「エミテラス所沢」だ。
東京都交通局は10月17日、都営地下鉄大江戸線の木場車両検修場(東京都江東区)において、地震が発生した場合を想定した「異常時総合訓練」を実施した。
東京都心を縦横に走っていた“都電”、東京都交通局が運営する路面電車だ。道路を自動車と電車で混走していたが、ごく一部を除き1970年代初期までに廃止された。その遺構が、河川改修工事に伴い神田川白鳥橋で発見された。10月15日と16日に一般公開される。
京都鉄道博物館で11月2日から4日までの3日間、彌榮自動車(ヤサカグループ本社)所有のトヨタ『センチュリー』と、同博物館が所蔵する蒸気機関車、国鉄「C51形239号機」が並んで展示される特別イベント「トヨタ・センチュリーが京都鉄博にやってくる!」が開催される。
西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)は、視覚や聴覚によるインフォメーション・サービスの改善を進める。2024年10月以降、駅の列車案内表示器をカラーユニバーサルデザイン(CUD)に対応させ、色弱者にも認識しやすい表示に更新する予定だ。
山梨県は9月20日、富士山登山鉄道構想の事業化検討に関する調査結果「富士山登山鉄道官民連携方策検討調査」を公表した。鉄道の敷設・運営に関するスキームは「上下分離」方式が適切、経済波及効果は累計1兆5600億円、雇用効果は延べ12万人と予想される。
日野自動車やダイハツ工業を含むトヨタグループなど自動車メーカーの相次ぐ不正発覚が一巡したわけでもないだろうが、安全に関わるルールを無視するデータ改ざんなどの不正問題が鉄道各社にも飛び火しているようだ。
地下水の流出問題などで掘削工事の遅れから足踏み状態が続いていた「リニア中央新幹線」の計画がようやく一歩前進する見通しになったという。
南海電気鉄道では9月17日から、電車運転士が色覚に影響を及ぼさない保護メガネ(偏光サングラス) を試験的に着用し、各種検証を実施する。太陽光線の眩しさを和らげるサングラスは、電車やバスの運転士が着用した場合、信号の色が正確に認識できない恐れがある。
小田急電鉄は9月9日、新型特急ロマンスカー車両の設計に着手したと発表した。東京・横浜~箱根に路線を持つ小田急電鉄の、有料座席指定特急およびその車両の総称が「ロマンスカー」であり、小田急のシンボルである。