京阪電気鉄道は9月27日、台風18号の影響で運転を見合わせていた京津線御陵~浜大津間について、29日17時にも運転を再開する考えを発表した。京都市営地下鉄東西線への乗り入れ運転も翌30日から再開する。
近畿日本鉄道(近鉄)は9月27日、路線の存廃問題が浮上していた三重県四日市市の内部・八王子線について、公有民営方式による存続を図ることで四日市市と基本的に合意したと発表した。2015年春頃をめどに公有民営方式に移行する。
国土交通省は9月27日、JR北海道の安全対策に関する省内連絡会議の第2回会合を開き、27日までの予定で実施している同社に対する特別保安監査について、さらに調査のための時間が必要なため、28日まで再延長することを決めた。
国土交通省外局の運輸安全委員会はこのほど、京浜急行電鉄(京急)本線の追浜~京急田浦間(神奈川県横須賀市)で1年前に発生した脱線事故の調査報告書を公表した。
太田昭宏国土交通相は9月27日の閣議後会見で、JR北海道に対し実施中の特別保安監査について「軌道だけでなく経営体制を含む経営全般の問題を洗い出すことが目的。一般的、常識的な状況を超えているので、総合的な調査に基づく判断が必要だ」と述べた。
京浜急行電鉄(京急)と東京都交通局、京成電鉄、北総鉄道の4社局は9月26日、ダイヤの一部変更を10月26日から実施すると発表した。京成電鉄の上り最終スカイライナーの時刻繰り下げや、都営浅草線内「エアポート快特」の増発などを行う。
東京都交通局と江ノ島電鉄は10月の土・日曜の計4日間、都電荒川線と江ノ電の連携イベント「都電・江ノ電のんびり電車キャンペーン」を実施する。両線で4種のステッカーを無料配布するほか、ステッカー付属の応募シールを集めると、抽選で商品が当たる。
9月23日現在、災害により運休中の鉄道路線は8社19線21区間で、総延長は566.3kmとなっている。このうち2011年3月の東日本大震災による運休区間は271.2kmで、全体の5割弱。震災による運休区間が徐々に復旧する一方、水害による運休区間が増加している。
福岡市交通局は10月6日、「鉄道の日」記念のイベント「地下鉄フェスタ2013」を地下鉄七隈線橋本車両基地(福岡市西区、橋本駅から徒歩約5分)で開催する。開催時間は10~16時。
太田昭宏国土交通相は9月20日の閣議後会見で、JR函館線の大沼駅でJR貨物が運行する貨物列車が19日に脱線事故を起こしたことについて「JR北海道については、すでに精神論の段階ではなく、具体的な事故原因を探り、対策に乗り出さなければならない」と述べた。