西日本鉄道(西鉄)が展開している交通系ICカード「nimoca(ニモカ)」の発行事業を行っているニモカ社(福岡市中央区)は10月28日、熊本市交通局が運営する路面電車(熊本市電)のICカードサービスを2014年3月から開始すると発表した。
日本地下鉄協会がこのほど発表した8月の輸送人員速報によると、全国の地下鉄輸送人員は前年同月に比べ2.9%増の4億5175万9000人だった。19カ月連続の増加となった。
JR東日本盛岡支社は10月25日、釜石線のSL列車『SL銀河鉄道』(仮称)の運転開始にあわせ、駅名標をリニューアルすると発表した。各駅に設定されているエスペラント愛称名をイメージしたデザインに変更する。
相模鉄道(相鉄)いずみ野線の弥生台駅(横浜市泉区)で10月27日、バー(棒)を昇降させるタイプの新しいホーム柵の実証試験が始まった。従来の可動式ホーム柵に比べ軽量で低コストが特徴。1両分が設置され、約1年間にわたり安全性や耐久性などの検証を行う。
函館市企業局は10月25日、函館市電の廃車車両の売却を公告した。800形1両の車体部分を条件付き一般競争入札により売却する。
補助金なしでも値下げは可能…北総線の沿線自治体などで構成される北総線運賃問題対策協議会がまとめた調査報告書について、同線を運営する北総鉄道は10月25日、「現行運賃水準の維持には補助金継続が必要」などとする申し入れを協議会に行った。
太田昭宏国土交通相は10月25日の閣議後会見で、JR北海道に対して2回にわたり行った特別保安監査について「引き続き安全問題の全体の整理・分析を続けたい。追加の特別監査は、さらに分析したうえで判断したい」と述べ、監査結果の分析を続ける考えを示した。
国土交通省はJR北海道に対し、2度目の改善指示を10月25日に行ったが、このなかで、特急列車の自動列車停止装置(ATS)が作動しない状態で運行していたトラブルに対応するため、開いておくべきコックの固縛と車内機器室の封印を行うよう命じた。
国土交通省の瀧口敬二鉄道局長は10月25日、安全上のトラブルが相次いでいるJR北海道の小山俊幸常務を呼び、2回の保安監査を通じて、さらに緊急に改善を要する事項が認められたとして、2度目の改善指示を行った。
1999年度から東海道新幹線で進められてきた軌道回路設備のデジタル化が、まもなく完成する。JR東海が10月24日に発表した。変電所の切替用開閉器を制御する軌道回路設備の工事が最終段階を迎えており、11月末に完了する予定。