東京モーターショー15で、コンセプトカーや新型『プリウス』などを展示したトヨタ。その広大なエリアの片隅に、目をぐるぐるさせながら語りかける小さなロボットがいる。「KIROBO MINI」だ。
29日、住友ゴム工業が発表した「アドバンスト4Dナノデザイン」は、大型測定施設やスーパーコンピューターを使った新しい開発技術だ。ブースで展示している、バイオマス技術、エアレスタイヤなどの技術の詳細とともに担当者に聞いた。
ソニックデザインは、黒を基調とした「The Suite Lounge」を展開。6メーカーに対応する車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS(ソニックプラス)」や、「SonicPLUS THE CREST(ソニックプラス ザ クレスト)」を装着したメルセデスベンツ『Sクラス』などを展示した。
プジョー・シトロエン・ジャポンは28日に開幕した、東京モーターショー15にマイナーチェンジした『208』、ディーゼルエンジンを搭載した『508GT』、そして、フランクフルトショー15でワールドプレミアを果たした『308 GTi by PEUGEOT SPORT』などを出展している。
三菱のテーマは「Driving Beyond」、SUVと電気の力で一歩先を目指していく…とする。相川哲郎社長は「三菱がEVの研究開発を始めたのは1966年で、今年で50年になる」と強調した。
自動車にとって重要部品だが、あまり目にすることがないスパークプラグや各種センサーなどを、日本特殊陶業のブースではちょっと楽しい見せ方でアピールしている。
日本におけるメルセデス・ベンツの販売は好調で、「対前年比で13.2%増となる約5万台を販売。過去最高の実績となった」と、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長はプレスカンファレンスの場で強調した。
今回の東京モーターショー15でも驚くような製品を数多く出展したヤマハ発動機。その中に少し変わった、真っ黒なヘルメットがあった。よく見ると、シールドの中に2つのカメラが…。
西ホール3、4にあるスマートモビリティシティのゾーンは前回よりも充実ぶりが著しい。ホンダのブースには東ホールにはない、ユニークな乗り物が展示されていた。MBEVコンセプトと名付けられたそれは、二人乗りのマイクロEV。
プジョー・シトロエン・ジャポンは28日に開幕した東京モーターショー15において、3ブランドを別々のブース展開とし、また、合計13台中、10台を日本初公開した。