中国の新興自動車メーカーの代表格ともいえるのが「BYD」だ。もともとは化学系エンジニアが創業したバッテリー製造メーカーであり、現在では3年連続で新エネルギー車世界一のブランドである。
今回の北京モーターショー2018では、既存の大手自動車メーカーとは出自を異にする新興メーカーがいくつも出展し、ひとつの潮流となっていた。「前途」もそのなかの一社である。
「INTELLIGENT BOXER」を名乗る次期SUBARU(スバル)『フォレスター』と『XV』のハイブリッド(スバルの表記では「モーターアシスト」)モデルがお披露目された北京モーターショー2018。
F1のグリッドガールが廃止されるなど、先進国では女性であることを全面に出した仕事の是非が問われているが、アジア地域におけるモーターショーといえば切っても切り離せないのがブースを彩るステージモデルやコンパニオンの存在だ。
今回の北京モーターショーでは、既存の大手自動車メーカーとは出自を異にする新興メーカーがいくつも出展し、ひとつの潮流となっていた。正道集団(英語名:ハイブリッドキネティックグループ)もそのなかの一社である。
北京汽車のSUV『BJ80』という名前を聞いてピンとくる人は少ないだろうが、写真を見て何かを感じる人は多いに違いない。単調直入に言うとメルセデスベンツ『Gクラス』によく似ているのだ。
北京モーターショー2018の会場を歩いていると、「こんなのがあるんだ?」という中国専用車を見かけることがある。それも地元のメーカーではなく、グローバル展開しているメジャーブランドのモデルとしてだ。
北京モーターショー2018で公開されたのはあくまでコンセプトカーだが、市販化されてもおかしくないと思えるマイバッハの『ヴィジョン・メルセデスマイバッハ・アルティメット・ラグジュアリー』。やたらと長い名前を持つこのクルマは、驚きの連続だった。
『X3』をベースにしたEVモデルの「iX3」をワールドプレミアとして公開した北京モーターショーのBMWブース。iX3はiシリーズ初のSUVであると同時に、iシリーズにとって初の“オリジナルボディではないクルマ”という立ち位置に大きな意味がある。
今や世界一の自動車マーケットとなった中国。その勢いもあって北京モーターショー2018のプレスデーは大盛況だった。北京モーターショーの会場は東京モーターショーの2倍強ほどの面積があるにも関わらず、人口密度が高くてとにかく混んでいる。プレスの数が多いのだ。