現在急速にパーツの共有が進められているダイムラーとクライスラー。今度はメルセデスベンツの商用車をアメリカ国内で生産する計画が急ピッチで進められている。しかも完成したバンはダッジ・ブランドで販売されるという。
ダイハツ工業は11日、岩手大学工学部、大阪特殊合金と共同で、自動車用ボディーなどに採用されている高張力鋼板の新たな鋳造方法を開発したと発表した。プレス工程で発生する鋼板スクラップのリサイクル率向上につなげる。
横浜ゴムは、タイヤ用の新コンパウンド「合体ゴムII」を開発した。タイヤのポリマー(ゴム)内にこのコンパウンドを配合することにより、タイヤの寿命と操縦安定性を向上する。第1弾として、来年1月から『DNAマップ』シリーズの乗用車用タイヤを販売する。
中国の一汽大衆(VW)グループは、『パサート』、アウディ『A4』の弟分として、新型モデル『宝来』(ボーラ)を発売した。だれでも20元を払えば『宝来』という縁起のいい名前の乗用車を見て、触れてみることができる。
オペルの開発センター(ドイツ、リュッセルスハイム)はこのほど自動車業界最速のスーパーコンピューターを導入、稼動を始めた。IBM の「p」シリーズ「e」サーバー『p690“レガッタ”』 の最初の欧州導入であり、自動車業界での最初の採用である。
長春第一汽車と上海大衆汽車(両方の名を取って一汽大衆)の中国フォルクスワーゲン(VW)グループは、中国で初めて小型モデルを生産することになった。ヨーロッパや日本ではすでにお馴染みの『ポロ』だ。
フィアットの第3世界向け小型車、『派力奥』(パリオ)が来年6月から中国で生産されることになり、上海国際モーターショー会場で発表セレモニーが行われた。イタリアのフィアット・アウト社と中国・南京の地元メーカーとの共同プロジェクトは、合弁会社設立から6年を経てニューモデルの生産許可にこぎつけた。