2023年5月に本国でリリースされた最新のメルセデスベンツ『Eクラス』に乗った。メルセデスは2030年までに市場の状況にもよるがと断りをつけて、完全EV化に舵を切ると発表していた。だから、ICEを搭載したEクラスに乗れるのはこれが最後かもしれない…と思ったものである。
2023年に発表され話題を呼んだボルボ「EX30」がいよいよ本格的に日本市場に投入される。都内の短距離だが実車に試乗することができたので、車両スペックや特徴のおさらいと、簡単なインプレッションをまとめたい。
8日から日産「アリア」の全モデルの販売が開始された。その中に日産のチューニングブランドが手掛けた「アリア NISMO」がラインナップされた。
2024年1月に発表された新型の6代目Eクラス。従来同様にプラグインハイブリッドモデルが設定された。
初代トヨペット『クラウン』の登場は1955年。筆者はその少し後の生まれ、幼少時は親に買ってもらったミニチュアカーを愛でていたから(!)、一応、初代からリアルタイムでクラウンの進化ぶり目撃してきた1人でもある。
2月の『レスポンス試乗記』記事をランキング形式で紹介。一番人気はヒョンデ『コナ』の試乗記。隣国メーカーの新型BEVの実像に関心が寄せられた。その他『アルファード』、『ヴェルファイア』も同時に上位ランクイン。試乗で見えてきたその違いにも注目だ。
2023年年間登録台数輸入SUVカテゴリーで『Tロック』は6596台を記録、No.1の座についた。ちなみに2位は同じVWの『Tクロス』(6179台)。導入年次がより新しいとはいえ、現状のVWのSUVの3兄弟で、長男の『ティグアン』以上に次男、三男が健闘をみせている。
NDというコードネームを持つマツダ『ロードスター』が誕生して既に9年目のモデルイヤーを迎えた。驚いたことに2018年以降毎年商品改良がなされている。そして昨2023年には「大幅」と名の付く商品改良がおこなわれ今に至っている。
HEVのクロスオーバーとスポーツ、そして燃料電池車をも含むセダンと、単一モデルでなく「群」としてワイドに、かつ厚みをもって展開を続けるトヨタの新型『クラウン』。昨年末、第2弾モデルの『クラウンスポーツ』にPHEVが加わり、今回試乗が叶った。
人間の体力と洞察力、視力そして何よりも運動能力は歳には勝てない。そんなわけでそれらすべてが必要となる高性能スポーツカーの試乗はこのところ避けていた。
“ウイリスMB”とは言わないまでも、1980年代、XJ型の2代目ジープ『チェロキー』が日本でも人気を集めていた頃、果たして電気モーターで走れるジープの登場など誰が想像しただろうか? 改めてそんな思いを巡らせながらの試乗だった。
何を隠そう(誰も何も隠していないが……)VW『Tクロス』は、2020年1月の発売から連続3年間、輸入SUV中で国内登録台数1位を記録した。台数は2020年=8930台/2021年=9159台/2022年=6570台。2023年は2位(1位はVW『Tロック』)ながら6179台だった。
来年2025年にはデビュー10周年を迎える現行のND型マツダ『ロードスター』が大幅改良を受けた。最大のトピックは1.5リットルエンジンを積むソフトトップ仕様のロードスターRSにアシンメトリックLSDを装備したことである。
かつてロールスロイスとベントレーが同じ傘の下にいた時代、ショーファードリブンのロールスに対して、ベントレーはドライバーズカーと認識されていた。
このクルマを広報から借りたのは去る2月5日。昼前に恵比寿のスバル本社を出発して横浜の我が家へと帰途についた。