7日深夜の宮城県沖を震源とする地震で、1人が亡くなり、重軽傷者合わせて141人の被害が出ていることがわかった。警察庁緊急災害警備本部8日16時の集計。
5日午前9時55分ごろ、茨城県境町内の国道354号で、80歳男性の乗る車いすを押しながら道路を横断していた80歳の女性に対し、道路沿いの駐車場から進出してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で女性が死亡。男性も軽傷を負っている。
5日午前8時55分ごろ、神奈川県伊勢原市内の国道246号で、交差点を直進していたバイクと、対向車線側から右折してきた中型ダンプトラックが衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた19歳の男性が死亡している。
5日午前7時45分ごろ、愛媛県新居浜市内の国道11号を走行していた乗用車が路外に逸脱。路肩に立ってバス待ちをしていたとみられる男女2人がはねられる事故が起きた。2人は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた26歳の男を逮捕している。
5日午前5時15分ごろ、福井県敦賀市内の北陸自動車道下り線で、路肩に停車していたワゴン車に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突する事故が起きた。この事故でワゴン車は大破し、乗っていた6人が重傷を負っている。
東京電力は8日、今後の計画停電について「原則不実施」とすると発表した。
国土交通省は8日、7日深夜に発生した宮城県沖を震源とする地震による高速道路の被害状況を公表した。8日10時現在、東北自動車道古川~水沢の区間など、高速道路6路線で通行止めとなっている。
東北電力は8日、7日23時23分頃に発生したM7.4の地震による停電状況の続報について発表した。
「下の方(海沿い)に家がある人が“一緒に逃げよう”と言ってくれたのだけれど、その人たちはクルマごと津波に流されちゃいました」と語るのは、田代島で唯一となった商店を経営する阿部さん。
4月7日午後11時32分に発生した宮城県沖を震源とする震度6強の地震発生の影響で、東北地方のサービスステーション(SS)の営業にも影響が出ている。