バス待ちの2人、居眠り運転のクルマにはねられ死亡

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5日午前7時45分ごろ、愛媛県新居浜市内の国道11号を走行していた乗用車が路外に逸脱。路肩に立ってバス待ちをしていたとみられる男女2人がはねられる事故が起きた。2人は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた26歳の男を逮捕している。

愛媛県警・新居浜署によると、現場は新居浜市松原町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。路側帯はあるが、歩道は設置されていない。クルマは斜行するような状態で路外に逸脱。路肩でバスを待っていた74歳の男性と75歳の女性を直撃するとともに、約30m先の電柱に衝突した。

2人は近くの病院に収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた西条市内に在住する26歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

調べに対して男は「うとうとしていた」などと供述しており、警察では居眠り運転が事故の主因とみている。

《石田真一》

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