三菱自動車工業の軽自動車4車種で明らかになった燃費向上のための不正操作。同社は今のところ「リコールの対象ではないと考えているが、国土交通省との協議による」(中尾龍吾副社長)と、話す。
警察庁交通局は、春の全国交通安全運動期間中の交通事故による死者数を発表。前年同期と比べ1人(+0.9%)増の110人と、4年ぶりの増加となった。
国土交通省は20日午後、愛知県岡崎市の三菱自動車名古屋製作所・技術センターに対して道路運送車両法に基づく立入検査に入った。21日も続ける。
日産自動車は4月20日、三菱自動車工業による軽自動車の燃費不正問題についての当面の対応として「お客様に安心していただけるよう、正確な情報の収集と提供に全力で努めていく」(広報部)と、明らかにした。
熊本県災害対策本部の発表によると熊本地震で、死者47人、避難生活などの身体的負担による疾病で死亡したと思われる死者11人の計58人が亡くなり、重軽傷者は1141人となっている(20日9時現在、市町村からの聞き取り)。
「燃費性能を国土交通省が測る上で、三菱自動車が走行抵抗値を資料として提出する。その抵抗値を求める試験方法が、国内法規で定められた計測ではなく、米国で走行抵抗を出す高速惰行法に類似していた」
三菱自動車の一部車種で、国土交通省に提出する試験データで不正があった。実態より燃費性能をよく見せている可能性がある。
15日午前9時30分ごろ、東京都世田谷区内の都道を走行していたトラックが渋滞の車列に突っ込み、車両4台が関係する多重衝突を起こし、その弾みで路外に逸脱。道路沿いの飲食店に突っ込む事故が起きた。この事故で6人が負傷している。
15日午後1時40分ごろ、宮城県角田市内にある阿武隈急行線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車に対し、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた69歳の女性が死亡している。
広告代理店最大手の電通が、ITベンチャーなどと共同で人工知能(AI)を使った風変りな屋外広告の実証実験を始めるという。