10日に起こった大型トレーラー(三菱自動車工業製)のタイヤ脱落事故は、車軸とホイールの間に組み込まれるハブが壊れ、ブレーキドラムごと脱落していたことが神奈川県警の捜査で明らかになった。事態を重視した国土交通省は、メーカーから聞き取り調査するなどして原因究明に乗り出す。
綜合警備保障とオムロンは、車両盗難防止の新サービス『カービィボックス』を開始すると発表した。携帯端末などを使って、異常をユーザーに警告したり、クラクションを断続的に鳴らしたり、綜合警備保障が盗難車の行方を捜索する。
ホンダは10日、小型乗用車『フィット』の累計販売台数が12月末で10万台を突破したと発表した。発売後から7カ月弱しか経っておらずホンダでは最短記録という。それまでの10万台突破の最短記録である『ストリーム』(10カ月)を上回った。
トヨタ自動車は10日『カローラ』の2001年の販売台数が23万6000台となり、33年連続で国内乗用車登録の1位になったと発表した。シリーズ展開の拡大が年間での連続1位の座を確保した格好。
日本道路公団はこのほど、第2東名の高架橋工事など13件、約200億円分の工事発注を見送った。来年度から年間3000億円の国費投入がなくなることから、建設費を減らすため「当面の供用(開通)開始に影響のない工事を選んだ」という。
JAFは10日、年末年始(12/28〜1/3)のロードサービス件数が前回に比べて約800件増増えて約7万9000件になったと発表した。特に2日から東海地方などで降った大雪の影響で、2、3日のロードサービス件数は10%増えた。
日本自動車輸入組合が発表した2001年のブランド別新車登録台数によると、1位はVW(フォルクスワーゲン)で2年連続でトップに立った。VWの販売台数は6万1213台、前年比4.5%増だった。『ポロ』や『ルポ』、『ビートル』の販売が好調だった。
日本自動車輸入組合が発表した2001年の輸入車新車販売台数は前年比0.1%減の27万5279台とほぼ横ばいだった。外国メーカー車は順調だったが、日本メーカーの海外生産車が低迷して2年連続でマイナスだった。同組合は2002年も今年並みの水準と見ている。