昨年12月、泥酔状態の末に意識朦朧状態となったにもかかわらず運転を継続。意識の無い状態で女性をはねて死亡させ、危険運転致死罪に問われた21歳の男に対する論告求刑公判が5日、青森地裁で行なわれた。検察側は懲役7年の実刑判決を求めている。
警察が発見・押収した盗難車を、再び警察署の駐車場から盗み出したとして、窃盗の罪に問われていた51歳の男に対する判決公判が5日、佐賀地裁で開かれた。裁判官は「警察への挑戦とも受け取れる悪質な行為」として、懲役2年10カ月の実刑判決を言い渡した。
神戸市消防局は6日、47歳の消防士長が8年間に渡り、無免許状態で消防車や救急車の運転に従事していたことを明らかにした。1995年に起きた阪神・淡路大震災の際に紛失したままで、再発行や更新などの手続きを一切怠っていたという。
京都府警は5日、ひったくりや車上荒らし、路上強盗などの街頭犯罪防止策の一環として、原付バイクでパトロールを行う「街頭犯罪警戒隊」を新設し、京都市上京区の中立売署で発足式を行ったことを明らかにした。
大阪府警、京都府警、滋賀県警は5日、近畿や関東などで高級車ばかり400台、およそ12億円相当を盗み出し、自動車部品と偽って海外に不正輸出していたアフガニスタン人の男ら約50人を窃盗や関税法違反(無許可輸出)などの容疑で逮捕した。
国土交通省は6日、1級小型自動車整備士の技能試験問題にミスがあったと発表。全4問中の1問に表記ミスがあり、この問題は受験者全員を正答とする措置をとる。1級自動車整備士は今回、初めて試験が実施されたが、筆記試験にも出題ミスが見つかっていた。
制限速度を70km/hもオーバーした状態で対向車と正面衝突する事故を起こし、4人を死亡させたとして業務上過失致死罪に問われていた23歳の男に対する判決公判が5日、釧路地裁帯広支部で行われた。同罪の上限いっぱいとなる懲役5年の実刑が言い渡されている。
昨年1月、走行中の大型トレーラーの前輪が外れ、歩道をベビーカーを押して歩いていた主婦(当時29歳)を直撃して死亡させたショッキングな事故で、主婦の母親が国とトレーラーヘッドを製造していた三菱自動車工業を相手取り、550万円の損害賠償を求める訴訟を横浜地裁に起こした。
横須賀市(神奈川県)は5日、公用車の中で居眠りしているところを市民に発見された50台の男性管理職に対し、懲戒処分(減給10分の1、1カ月)を実施したことを明らかにした。市が発注した工事現場の視察を行わず、シートを倒して寝ていた。
5日午前、大阪市西成区で客を装ってタクシーに乗り込んだ男が運転手に刃物を付けつけて現金を要求するという事件が起きた。運転手が「カネは無い」と言うと、男は「だったら一番近い警察署へ行け」と要求したという。