クラクションを巡る交通トラブル、男性2人が金属バットで殴打されて重体

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9日午後、神奈川県横浜市都筑区内の市道で男性2人が別の2人の男から金属バットで殴打されて重傷を負うという事件が起きた。事件直前に男たちはクルマの割り込みを巡って口論になっており、警察では交通トラブルを発端とした傷害事件とみて捜査を続けている。

神奈川県警・都筑署の調べによると、事件が起きたのは9日の午後5時20分ごろだという。「横浜市都筑区茅ケ崎東3丁目の路上で男同士が大ゲンカをしている。2人が金属バットで殴られ、路上に倒れている」と通行人から110番通報があった。警察官が現場に急行すると、路上には2人の男が血まみれの状態で倒れており、いずれも頭や背中などを殴打されており、意識はあるものの2人とも重体だという。

被害者の話によると、事件発生直前に2人がクルマに乗っていたところ、後方から強引に割り込んできた白いクルマがあり、このクルマに向かってクラクションを鳴らした。その後、2台は並走状態で口論となり、信号待ちのために止まったときに白いクルマから金属バットを持った2人の若い男が降りてきて、被害者らをクルマから引きずり出し、バットで背中や頭を殴打したらしい。

現場は人通りの多い場所で、事件発生当時も数人がこの様子を目の当たりにしていた。男らは2人を殴り終えるとそのまま逃走したが、目撃者がナンバーの一部を覚えており、警察では傷害事件とみて逃げた男たちの行方を追っている。

《石田真一》

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