8日未明、静岡県浜松市内の東名高速道路下り線で、第1車線にはみ出す形で路肩に停車していた大型トレーラーを避けようと減速した軽トラックに対し、後続の大型トラックが追突する事故が起きた。2人が死傷している。
警察庁交通局は、12日、全国の放置車両確認事務の施行1カ月の状況を発表した。放置車両確認標章の取付件数は、1か月間で15万4125件。その内、確認事務を委託する全国270の委託警察署の取付は11万2681件。そのほかの非委託警察署では4万1444件であった。
警察庁交通局は、改正道交法1カ月間の施行状況について、12日、発表した。放置車両確認標章(ステッカー)取付件数は、全国で15万4125件だった。そのうち警察署などに運転者が出頭した件数(告知件数)は、わずか3万2503件。
熊本県警は2000年6月に熊本市内の国道3号で発生した三菱『パジェロ』の追突事故について、この事故が「ブレーキホースの欠陥を知りながら、リコールを行わなかったことが事故に結びついた」として、三菱自動車の幹部を書類送検したという前歴がある。
熊本県警は2005年8月になって専従捜査員を配置。事実上の捜査本部を立ち上げた。今回、業務上過失傷害容疑で書類送検された歴代の品質保証担当部長に対する任意聴取は2006年に本格化したとみられるが、正確な時期を警察は明らかにしていない。
2004年10月にトヨタ自動車が『ハイラックスサーフ』の操舵機構=リレーロッドをリコール対象としたことから、熊本県警は「リコール隠しの疑いがある」として、事件を県警本部案件に格上げして内偵捜査に着手した。
当初は「経年劣化による車両不具合が原因」とされていた熊本県菊池市内で発生したトヨタ『ハイラックスサーフ』による逸脱事故。捜査も通常の交通事故の形態だったというが、捜査の過程で担当の捜査員すら想像もしなかった方向に傾いていくことになる。
重大な事故につながる部品の欠陥を看過し、結果的にリコール時期を遅らせたとして、熊本県警は11日、トヨタ自動車の品質保証部長3人(現職1人、経験者2人)を業務上過失傷害容疑で書類送検した。「欠陥の看過」とはどういうことなのか。
7日午後、東京都八王子市内の市道で、直進中の乗用車と右折を強行した乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で直進側のクルマに同乗していた3歳の男児がフロントガラスに体を強打して死亡している。
7日早朝、兵庫県西宮市内の中国自動車道下り線・西宮北インターチェンジの出口車線で大型タンクローリーが横転する事故が起きた。漏れたガソリンを回収する作業を行っていたが、事故から約4時間後に突然出火。タンクローリーは運転席部分が半焼している。