パトカーに追跡された警察職員、転倒して死亡

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25日夕方、北海道浦幌町内の国道274号で、パトカーの追跡を受けていた大型バイクが路外に逸脱する事故が起きた。運転していた36歳の男性は全身を強打して死亡したが、後の調べで道警本部の事務職員と判明している。

北海道警・十勝機動警察隊によると、事故が起きたのは25日の午後6時20分ごろ。これに先立つ午後6時15分ごろ、浦幌町内の国道274号をパトロールしていた同隊のパトカーが、速度超過の状態で走行する大型バイクを発見、サイレンと赤色灯を使用した状態で追跡を開始した。

バイクはさらにスピードを上げて逃走。パトカーは1kmほど追走したが、そのまま見失ってしまったという。パトカーはそのままバイクが逃走したルートを走っていったが、午後6時20分ごろ、浦幌町川上付近で対向車線側のガードロープに接触して転倒しているバイクと男性を発見した。男性は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認されている。

後の調べで、死亡したのは道警本部の事務職員である36歳の男性と判明。発見時と同等の速度であれば、100km/h近くで転倒した可能性もあるという。

《石田真一》

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