米国株式の下落を受け、全体相場は続落。平均株価は4日ぶりに1万円台を割り込んだ。その中で、自動車株は全体的にしっかり。円相場が再び1ドル=120円台となったことが好感され、買い戻しが入った。
米英両国によるアフガニスタン空爆を受け、「影響を見極めたい」というムードが支配的。買いが薄い中に断続的な売り物が出たため、全体相場は反落した。自動車株も全面安。
ダイムラークライスラーは、監査役会を開き、ユルゲン・シュレンプ会長の任期を2005年の株主総会まで続投を承認した。ユルゲン・フバート取締役も2005年の株主総会まで続投を決めており、クライスラーの不振で責任を追及されるかと思いきや、現体制を維持していくことを確認した。
3連休を控えて見送り気分が強まり、平均株価は続伸したが上げ幅はわずか38銭。その中にあって、自動車株は引き続き堅調。