日本特殊陶業は31日、中国・上海の工場で2006年後半から酸素センサーの製造を開始すると発表した。酸素センサーは排出ガス中の酸素濃度を測定する装置で、排出ガス浄化システムの主要部品。
続落して始まったが、買い戻しが入り全体相場は3日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車は28日に発表した新再建計画に「具体性が欠ける」との見方が根強く、7円安の143円と続落した。
ダイハツ工業が発表した2004年4-12月期(第1−3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比18.5%増の8415億2600万円、営業利益が同102.4%増の222億1000万円となり、増収増益となった。
日野自動車は、2月1日付けで組織変更を実施すると発表した。管理スパン強化のため、車両R&D部、パワートレインR&D部、羽村工場車体部をそれぞれ分割する。
いすゞ自動車は、昨年12月22日開催の臨時株主総会の決議に基づく、II種優先株式の強制有償消却による減資と資本準備金の減少の手続きが今月28日で終了したと発表した。
三菱自動車は、2005年3月期の単独決算の経常損益を、前回公表した1050億円の赤字から1100億円の赤字に修正した。これは財務体質の改善のため、三菱重工などグループ3社が増資するため、50億円の新株発行費用を織り込んだため。
三菱自動車は、2005年3月期連結決算見通しの下方修正を発表した。下方修正は、2005年3月期連結決算見通しが、前回発表時よりも売上高が650億円マイナスの2兆1000億円、経常赤字が180億円赤字が増えて1970億円となる見通し。
フィアットは26日、イランのPIDF社との間でフィアット車を現地生産することで合意した。年産10万台規模で生産開始し、最終的には25万台規模まで拡大する予定だ。車種は海外工場向けモデル『シエナ/パリオ』など。
三菱自動車は事業再生プランをふたたび策定、28日に発表しました。2004年4月23日付の《【緊急発表】ダイムラークライスラーが三菱自動車から撤退へ!!》から28日までの同社再建を巡る記事は、次のようなリストになっています。
00年代も中盤に入った今年は、グローバル競争が激化するなかで各社各様の経営戦略を描く年となる。とくに05年度からは新中期経営計画に着手する企業が多く、「持続的成長」への新たなアプローチが始まる。各社の中期計画を総括してみよう。