日本自動車輸入組合が発表した10月の車名別輸入車新規登録台数は、トップはフォルクスワーゲンで、2カ月ぶりに首位に返り咲いた。販売台数は前年同月比13.9%減の3748台だった。
日本自動車輸入組合が発表した10月の輸入車新車販売台数は、前年同月比15.8%減の1万7701台となり、2カ月ぶりにマイナスとなった。輸入車販売台数は一進一退を繰り返しているが、10月は大幅マイナスとなった。
ホンダは5日、新潟県中越地震で被災した日本精機からの4輪車用メーターの調達に支障が出たため、8、9日の2日間、関連会社を含み4輪車生産を全面的に停止すると発表した。中越地震の影響では、同社やヤマハ発動機の2輪車生産も部分的に休止されてきたが、4輪車への影響は初めて。
日本自動車販売協会連合会が発表した10月の新車登録車販売台数は、前年同月比7.0%減の29万1331台で、2カ月連続のマイナスとなった。普通乗用車の販売が低迷したのが主因だ。
10月の自動車販売台数の集計が出されたが、トヨタ、日産、ホンダ、ヒュンダイなどのアジアメーカーはそれぞれ5%程度売り上げが増加、ビッグ3はやや減少、という結果となった。ただし三菱自動車だけは44%減という惨敗。
スズキの津田紘社長は4日、日産自動車の軽自動車事業について、同社と三菱自動車工業の提携拡充策については「承知していない」としながらも、「日産さんが扱い車種などを拡充すれば、市場全体の活性化にはつながる」との見通しを述べた。
スズキが4日発表した9月中間決算は、2輪車の海外生産の大幅拡大や国内4輪車販売の好調により、中間期の連結業績としては売上高、各利益とも最高を更新した。
ヤマハ発動機は4日、スウェーデンのボルボにSUV用のエンジン供給を10月から始めたと明らかにした。年間1万5000基以上の供給となる見込みで、自動車用エンジン事業の大幅な拡大につなげる。
自動車各社のまとめによる10月の米新車販売は、トヨタ自動車が前年同月比13.0%増の17万0815台となり、ダイムラークライスラーのクライスラー部門(17万0169台)をわずかに上回って3位につけた。
三菱ふそうトラック・バスは2日、東京モーターショーの会場で2004年度第2四半期(7-9月)と上半期の(4-9月)のトラック、バス販売状況を発表した。