自動車各社のまとめによる10月の米新車販売は、トヨタ自動車が前年同月比13.0%増の17万0815台となり、ダイムラークライスラーのクライスラー部門(17万0169台)をわずかに上回って3位につけた。トヨタの米販売3位は昨年8月以降、通算4度目となる。
日本の大手3社は、いずれも2ケタの伸びを記録した。10月に北米版『オデッセイ』が全面改良されたホンダは10.2%増の11万0502台、ライトトラック部門が好調の日産は27.3%%増の8万6599台だった。
米ビッグスリーは、GM(ゼネラルモーターズ)が大幅なインセンティブ投下で2ケタ増となった9月の反動から4.7%減の34万6058台と後退。フォード・モーターも乗用車が不振で5.0%減と5カ月連続のマイナスになった。市場全体は2.2%増の133万5091台で2カ月連続でプラスとなった。