日本に導入されているのは2.0リットル直噴エンジンにデュアルクラッチ6速ATを搭載した5ドアハッチバックの1車種のみ。このクラスではダウンサイジングされたターボエンジンモデルが多数存在するが『フォーカス』は2.0リットルのNAエンジンのみだ。
試乗会で試乗したあと約5日間個人的に広報車をお借りして東京-大阪を往復してみた。
歩行者傷害保護や衝突安全の規定からダッシュボードの位置が高くなり前方視界の悪化は欧州車も例外ではなかった。しかし、新型BMW『3シリーズ』はダッシュボードの位置を可能な限り低くして一つの答えを出している。
ほとんどが東京都内の市街地走行。全走行距離約100km、うち燃費を計測できたのが約88km。平均燃費は21km/リットルだった。気温も低く、アイドルストップしている時間は短かったが、このように良い燃費を記録していた。
アクセルを踏み込んだ瞬間から普通に力強い。停止状態からの出だしではこれまでのV6 4.0リットルにはかなわないだろうと想像していたが、この直4 2.0リットルは予想を上回る力感を持っていた。
袖ヶ浦フォレストレースウェイ、そして今回のツインリンクもてぎと現在可能な範囲で最大限試乗してきた。結論から言ってFRで比較的身近な(価格的に)スポーツとして良くできていると感じる。
『リーフ』に10点を投票した。今回リーフほどインパクトのあるモデルがなかったこともありますが、インフラを含めて乗用車レベルでEVの先駆者となった功績を称える意味も大きくある。
オフロードを象徴するラダーフレームからオンロード嗜好を強めたモノコックフレームへと変更した新型『エクスプローラー』。
16日間、広報車を借りて足に使った。私は、気に入ったクルマはこのようにして試乗しないと気が収まらない。
ガサツな所はある。ただし500(チンクエチェント)だから許せてしまう。満員電車で美人に足を踏まれても、強く怒れないような…。