【フォード エクスプローラー 試乗】オフロード性能も犠牲にしていない…松田秀士

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フォード エクスプローラー
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オフロードを象徴するラダーフレームからオンロード嗜好を強めたモノコックフレームへと変更した新型『エクスプローラー』。これにより、重心が下がったことによるコーナーリングの進化と、NVH(ノイズ・ハーシュ・バイブレーション)の中でも特にバイブレーションが低減した静粛性の高いキャビンが実現した。

SUVの生涯走行距離の90%以上がオンロードという調査結果があるくらいで、現在のSUVはオンロードに特化しつつある。これは当たり前のなりゆきだろうが、では新型がオフロード性能を犠牲にしているのかという疑問を検証するためにモビリティパーク(伊豆)の本格的なオフロードコースを試してみた。

すると、路面に合わせてセットするテレインコントロールを「MUD&RUTS」に合わせれば26度の急坂もスイスイ登った。4WD性能もしっかりとしている。

実は、旧型の縦置きエンジンから新型は横置きに変更されている。これが意味することは、オンロードではFF主体の走行になるということ。それゆえにオフロードでの4WD性能が気になっていたが、全く心配がなかった。天変地異が気になるこの頃、こんなSUVが1台あれば心強いかもしれない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

松田秀士|レーシングドライバー/モータージャーナリスト/僧侶
スローエイジングという独自の健康法を実践しスーパーGT最年長55歳の現役レーサー。今でも若者レーサーとバトルを演じるレベルを保っている。国内レースだけでなく海外レースにも多くの出場経験を持つ。メカニズムにも強く、レースカーのセットアップや一般車の解析などを得意とする。専門誌等への寄稿文は分かりやすさと臨場感を伝えることを心がけている。

《松田秀士》

松田秀士

成仏する直前まで元気でクルマを運転できる自分でいたい。「お浄土までぶっ飛ばせ!」をモットーに、スローエイジングという独自の健康法を実践する。これまでにINDY500に4度出場し、ルマンを含む世界4大24時間レース全てに出場経験を持つ。メカニズムにも強く、レースカーのセットアップや一般車の解析などを得意とする。専門誌等への寄稿文は分かりやすさと臨場感を伝えることを心がけている。

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