クルマのエネルギーソリューションに欠かせない技術の一つ、電動化。その電動化技術を採用したクルマの普及が、この日本でも始まっている。
ホンダが2012年5月に発表した自立型1輪EV『UNI-CUB(ユニカブ)』が、東京・お台場の日本科学未来館に登場。子供たちの人気を集めている。
今年末にはプリウスPHVに搭載している大型リチウムイオン電池と大出力ジェネレーター(発電機)を利用したV2H(車両から住宅)電力供給の実験も開始予定であるなど、EVを社会に有効にインストールするための様々な試みが行われていくことだろう。
トヨタフレンドのコミュニケーション形態は大きく分けて2つ。“ユーザー対ユーザー”と、“ユーザー対プリウスPHV”だ。
トヨタ『プリウスPHV』は、EV走行機能を持たせることで環境性能や経済性を高める一方、クルマと人、家、道路などを情報通信技術で結ぶカーテレマティクスについても、新しい試みを盛り込んでいる。
トヨタ自動車が2012年1月末に発売したプラグインハイブリッドカー『プリウスPHV』。エンジンを搭載し、バッテリー残量が少なくなった後は普通のハイブリッドカーとして走行可能なため、EVについて回るバッテリー切れへの懸念はない。が…
EVとハイブリッドカーの両方の特性を兼ね備えたプリウスPHV。ここでとある興味が湧いてくる。HVモードに移行したプラグインハイブリッドカーは普通のハイブリッドカー(ノーマルプリウス)と同じか? という疑問だ。
プリウスPHVをバッテリー航続距離内で使う場合、プラグインハイブリッドカーはEVと同じか? バッテリー航続距離よりハイブリッド走行距離のほうがはるかに長いロングドライブ時のプラグインハイブリッドカーは普通のハイブリッドカーと同じか?
トヨタ自動車が2012年発売した次世代エコカー『プリウスPHV』。燃費・走行コストを検証した結果、ハイブリッド燃費自体、ノーマルの『プリウス』と互角。EVモード走行の割合が高ければ高いほど、経済性の高さが上乗せされることがわかった。
トヨタ自動車が2012年発売した次世代エコカー『プリウスPHV』。外部電源からの充電が可能な大型バッテリーを搭載し、短距離(JC08モード走行時24.4~26.4km)ならEVとして走行できる、いわゆるプラグインハイブリッドカーである。