新型『フォレスター』は、SUVとはいえ、前型に比べ乗用車としての乗り味が大きく進歩したことを感じた。日常的には市街地で利用される機会が多く、また休暇で出掛ける際にも高速道路など舗装路を長距離移動するはずで、そうした際の快適性が大幅に進化した。
各国の自動車メーカーが相次いで“脱ガソリン車”を掲げ、自動車の電動化が加速している。それに伴い、搭載される「二次電池(バッテリー)」の性能向上が、普及に向けての大きな課題となっている。今、電池開発の現場では何が起きているのか。
「21世紀に間に合いました」のフレーズで、トヨタ『プリウス』が発売されたのは、1997年12月であった。それから20年の歳月が過ぎ、この間に、トヨタは世界累計で1100万台のハイブリッド車(HV)販売実績を残している。
マツダの「SKYACTIV-X」の発表は、世界の自動車メーカーを驚かせたに違いない。エンジン技術者たちの永年の夢であった、ガソリンエンジンでの予混合圧縮着火(HCCI)を、実用化の水準へ持ち込んだからである。
ZFジャパンは、2015年に買収を完了したTRWオートモーティブ・ジャパンの本社機能を統合。新本社を、この春横浜に開設した。その“新生ZFジャパン”の舵とりをするのが、社長の中根義浩氏だ。
独ZF社は、3月21日にTRWオートモーティブ・ジャパンの本社機能を統合した新本社を、ZFジャパンが横浜に開設した。この本社移転を機に、ZFジャパン代表取締役社長である中根義浩氏との懇談と、ジャパンテックセンター見学会が催された。
トヨタの新型『プリウス』のプロトタイプに試乗し、その進化の度合いに感心した。
かつて2013年のフルモデルチェンジで2世代目となったフォード『クーガ』は、ダウンサイジングの1.6リットルEcoBoostエンジンを搭載することにより、燃費と動力性能を両立させたSUVとして、好印象を残した。
軽自動車のミッドシップスポーツカー、ホンダ『S660』は、かつての『ビート』の再来と言われることもあるが、私は、新しい価値を提案するスポーツカーだと感じた。
マツダ『CX-3』は、マツダ初のコンパクトSUVである。『デミオ』を基にしながらも、単に車体の形を変えただけではない、ゼロからの発想で生まれたクロスオーバーであるという。