メルセデスベンツ『Cクラス』に改良新型、表情一新…EV登場に合わせて欧州で大幅改良

・改良新型Cクラスはフロント・リアデザインを刷新し、照明付きフロントグリルや星型デザインのヘッドランプ・テールランプを採用した

・車内にはChatGPT・Microsoft Bing、Google Geminiを組み合わせたMBUX第4世代バーチャルアシスタントを搭載し、AIによる高度な会話機能を実現した

・エンジンはマイルドハイブリッド技術を全面採用し、最大17kWの追加出力と205Nmの追加トルクを発生するISG 2.0を搭載、ユーロ7排ガス規制にも対応する

メルセデスベンツ『Cクラス・セダン』改良新型
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メルセデス・ベンツは、内燃エンジン搭載の『Cクラスセダン』の改良新型を欧州で発表した。Cクラス初のEVの登場に合わせて、既存のCクラスに史上最も大規模な技術刷新が実施された。

【画像】メルセデスベンツ『Cクラス・セダン』改良新型

■ 存在感を高めた新デザイン

メルセデスベンツ『Cクラス・セダン』改良新型メルセデスベンツ『Cクラス・セダン』改良新型

改良新型Cクラスは、フロントとリアのデザインを精緻に磨き上げ、よりダイナミックで力強い印象を与える。最大の特徴は、初めてLEDライトガイドを組み込んだ照明付きフロントグリルだ。クロームのサラウンドに内蔵されたLEDがグリルを際立たせ、夜間でも存在感を放つ。市場によっては、センタースターも点灯する。

グリルにはクロームルックのホットスタンプ加工されたスターが施され、独自の立体感を演出する。ハイグロスブラックのパネルがグリルとヘッドランプをシームレスにつなぎ、一体感のある上質な表情を作り出す。新しいヘッドランプと、テールランプには星型デザインのデイタイムランニングライトを採用し、昼夜を問わず一目でCクラスと分かる個性的なライティングシグネチャーを実現した。

■ 乗降時にも特別な演出

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改良新型Cクラスでは、乗降時にも特別な体験を提供する。サイドシルにライトプロジェクターを初めて内蔵し、ドアを開けると地面にメルセデス・ベンツのパターンを投影する。また、ドアミラーからはメルセデス・ベンツのスターを車両脇に投影する。夜間の視認性向上にも貢献する演出だ。

バンパーは力強い輪郭と精緻なエッジで構成され、スポーティなキャラクターを強調する。フロントバンパー側面にはハイグロスブラックのインサートとクロームトリムを配置し、ワイド感を演出する。ホイールは新開発の18インチを含む17~19インチのラインアップを用意し、19インチのAMGホイールも2種類設定する。

■ 進化したインテリアとMBUX第4世代

メルセデスベンツ『Cクラス・セダン』改良新型メルセデスベンツ『Cクラス・セダン』改良新型

室内は「ウェルカム・ホーム」というブランドの約束を体現する空間に仕上げた。改良新型『Sクラス』のデザイン要素を取り入れながら、CクラスらしいスポーティなインテリアのDNAを継承する。

デジタルコックピットは31.2cm(12.3インチ)のインストルメントクラスターと、30.2cm(11.9インチ)の縦型センターディスプレイで構成される。新しいマルチファンクションステアリングホイールはより人間工学的に設計され、クルーズコントロールやDISTRONICはロッカースイッチで操作する。

インフォテインメントシステムには、MB.OSを基盤とするMBUX第4世代を搭載した。Chat GPT、Microsoft Bing、Google GeminiのAIを組み合わせた「マルチエージェント」アプローチを採用し、状況に応じて最適なAIを使い分ける。MBUXバーチャルアシスタントは複雑な会話や文脈の記憶が可能で、株価・通貨換算・天気・スキー場の積雪情報なども提供できる。3種類のアバターから選択でき、楽曲の検索・再生にも対応する。

■ マイルドハイブリッド全面採用のエンジンラインアップ

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改良新型Cクラスのパワートレインは、ガソリン・ディーゼルの内燃エンジンを中心に用意する。全エンジンに第2世代インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG 2.0)を搭載し、最大17kWの追加出力と205Nmの追加トルクを発生する。48Vシステムによるコースティングや回生機能で燃費向上を図る。

ガソリンエンジンは新開発の電動補助コンプレッサーを備えた2リッター直列4気筒(M 254 EVO)で、「C 300」が190kW(258hp)/400Nm、「C 250」が160kW(218hp)/320Nm、「C 200」が130kW(177hp)/270Nmの3グレードを設定する。

ディーゼルエンジン(OM 654 EVO)は120kW(163hp)と147kW(200hp)の2種類で、HVO100・B10・B20バイオ燃料に対応する。全エンジンは次期ユーロ7排ガス規制への対応を見据えて開発されている。

《森脇稔》

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