テンフィールズファクトリーは熊本県天草市役所にて、天草市とEV急速充電器の設置及び運営に関する協定を締結した。
本協定により、同社は天草市内3カ所に最新型EV急速充電器「FLASH」を設置し、今後その管理および運用を担う。設置予定地は天草市役所、あましんスタジアム(天草市陸上競技場)、天草市民センターの3カ所で、2027年1月までに順次稼働を開始する予定だ。
雲仙天草国立公園を擁し、多くの観光客が訪れる天草市において、EV充電環境の整備は観光客の利便性向上のみならず、地域全体の脱炭素化に大きく寄与する。今回の協定を通じて、地域ニーズに即した持続可能な充電ネットワークを提供し、環境に優しい観光地づくりの実現に貢献する。
設置するEV急速充電器「FLASH」は、CHAdeMO規格とTESLA規格(NACS)の2つの充電規格をカバーしており、日本国内で流通するほぼすべてのEV充電を可能とする。アダプターなしで充電できるため、利便性が高く、スムーズな充電体験を提供する。
最大出力240kWの急速充電器を導入することで、従来の低出力充電器に比べて大幅な充電時間の短縮を実現する。さらに、非会員制の採用により、クレジットカードや各種QRコード決済が利用可能であるため、アプリ登録の手間なく、普段EVを利用しない観光客でも手軽に利用できる。
同社のEV急速充電器「FLASH」は、OTA(Over-the-Air)システムを導入しており、遠隔操作による価格改定や無料開放が可能だ。これにより、災害発生時には即時に充電料金を無料化し、被災地の電力支援を行うことができる。過去にも愛媛県今治市や岡山県岡山市の山林火災を受け、EV急速充電器FLASHを無料開放することで支援してきた。
近年、日本各地で自然災害が多発し、電力供給が途絶えるケースが増えている。EVは、車両に蓄えた電力を家庭や施設へ供給できる「移動可能な電源」としての役割を担い、災害時のライフラインの確保に貢献できる。EVには「V2H(Vehicle to Home)」という技術があり、車に蓄えた電力を家庭に供給することで、停電時でも最低限の生活を維持することが可能だ。




