三菱自動車100年の歩みを資料で読み解く…三菱A型から

三菱デリカ(1986年)
  • 三菱デリカ(1986年)
  • 三菱パジェロ(1991年)
  • 三菱ランサー・エボリューション(1992年)
  • 三菱 i-MiEV
  • 『三菱自動車工業』

三菱自動車工業の歴史を、自動車分野進出から100年の節目で整理した研究書『三菱自動車工業』〈新装版〉が三樹書房から刊行された。『ランサー』、『パジェロ』、『デリカ』、『アウトランダー』など、各時代を代表する車両を軸に、三菱車の歩みを体系的に解説している。

【画像全5枚】

本書は、カラーカタログなど1000点以上の写真資料を用い、世代ごとに登場した車両を紹介する構成だ。巻末には生産台数表や受賞歴も収録し、資料性を高めている。

三菱自動車工業のルーツは、1870年に岩崎彌太郎が設立した海運事業にさかのぼる。造船事業を通じて培われた主機、溶接、電機などの技術は、やがて陸用機械や鉄道車両など幅広い分野に展開され、総合重工業として発展していった。

航空機や自動車の将来性にも早くから着目し、戦前には軍用機の生産や大型バス、トラックを開発した。乗用車については「A型」や「PX33型」が試みられたが、本格的な量産は第二次世界大戦後から始まった。

本書では、戦後に生産された三菱乗用車の歴史を中心に、カタログ形式でその変遷をたどる。1970年の三菱自動車工業設立から55周年を迎えたことを機に、2020年にまとめられた内容を基に、各年代を代表する主要モデルを配したカバーデザインに刷新した新装版だ。

三菱 i-MiEV三菱 i-MiEV

三菱自動車工業』〈新装版〉
三菱A型完成から100年
著者:当摩節夫(自動車史料保存委員会)
発行:三樹書房
体裁:B5判・上製・260頁(カラー184頁)
定価:4950円(本体3800円+消費税10%)

目次
■科学技術の原理に徹するクルマ創り 小口泰平
三菱自動車工業の歴史
カタログでたどる 三菱のクルマたち
ヘンリーJ/ジープ/軽三輪レオ/三菱500・コルト系/ギャラン系/ミニカ系/デボネア系/ミニキャブ系/デリカ系/ランサー系/ランサーエボリューション系/ミラージュ系/ピックアップ系/スポーツモデル系/ディアマンテ系/パジェロ系/シャリオ/RVR/チャレンジャー/エンデバー/ディオン/エアトレック/アウトランダー/エクリプスクロス/新世代軽/コンセプトカー/その他の輸入販売車/モータースポーツ/
■モータースポーツ史 主な記録
■会社概要
■年表
■三菱車(軽・小型商用車含む)生産台数
■三菱車受賞歴

『三菱自動車工業』『三菱自動車工業』

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《高木啓》

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