EV充電エネチェンジ、ABB製6kW普通充電器を導入…神奈川・栃木の施設で運用開始

ミライズエネチェンジがABB社の普通充電器を導入
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ミライズエネチェンジは12月25日、同社が提供するEV充電サービス「EV充電エネチェンジ」において、ABBが提供する普通充電器の設置・利用を順次開始すると発表した。

今回新たに設置されるABB製の普通充電器は、出力、使い方、料金のいずれも従来と変更はない。EVユーザーはこれまでと同様に、EV充電エネチェンジのアプリや充電カードから利用できる。

設置される普通充電器には、電力・自動化分野で長年の実績を持つABBの技術が活用されており、安心して利用できる充電環境を提供する。充電器の調達先の多様化によりサプライチェーンを一層強化し、EV環境整備の促進に努める。

設置モデルはABBの普通充電器で、認証タイプはEV充電エネチェンジアプリ、充電カード、TOYOTA Wallet、ENEOS Charge Plusに対応。出力は最大6kWで、一般的な普通充電器(3kW)の倍速で充電可能だ。コネクタはType1規格ですべてのEV、PHVで利用できる。定格電圧はAC200V、充電ケーブル長さは約7.5mとなっている。

導入施設の一例として、神奈川県平塚市のグリーンパールゴルフ練習場に4口、栃木県那須郡那須町の那須高原ドッグコテージハートヒルズに4口(12月26日より運用開始予定)、神奈川県足柄下郡箱根町のプレジール箱根に4口(12月26日より運用開始予定)が設置される。

EV充電エネチェンジは、全国の商業施設、宿泊施設、オフィス、マンションに設置された3kW/6kWの普通充電器を利用できるEV充電サービス。設置費用は月額費用が0円のプランを提供しており、普通充電器の設置口数No.1となっている。

ダウンロード数No.1の無料アプリは、充電器の空き状況確認のほか、充電と決済が簡単に行える。もとより他社の充電スポット検索もでき、車両登録をすることで充電料金とガソリン代の差額表示や最適な充電計画の提示も可能だ。

充電した分だけ支払うアプリでの決済のほか、e-Mobility Powerや自動車メーカー各社などが提供する充電カードも利用できる。さらに、月額2980円(税込)の定額プラン「エネチェンジパスポート」は日中の時間帯に何度も充電でき、自宅に充電設備を持たないEV利用者に大きな経済的メリットを提供する。

《森脇稔》

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