OpenStreetと岡運輸機工は10月30日、業務提携を結び、国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」に電動アシスト自転車200台を導入したと発表した。
【画像】「HELLO CYCLING」に電動アシスト自転車200台を導入
OpenStreetは、「HELLO CYCLING」を29都道府県で展開し、約12万2000カ所のステーション(駐輪場)を設置している。車両は約5万3000台を超え、約492万人の会員が利用している。
岡運輸機工は1975年創業で、一般区域貨物運送や重量品運搬などを手がける企業だ。今回シェアサイクル事業に参画し、地域住民や来訪者の利便性向上、放置自転車対策、環境対策など地域の課題解決に貢献する取り組みを推進する。
両社は今後も電動アシスト自転車のシェアサイクルサービスを拡大し、住みやすい安全なまちづくりに寄与するとともに、CO2排出のない環境に優しい移動手段の提供を通じて持続可能な地域社会の実現を目指す。
「HELLO CYCLING」の利用にはアプリのダウンロードと無料会員登録が必要で、全国のステーションで貸出・返却が可能。利用料金は車体やエリアによって異なるため、公式サイトでの確認が推奨されている。
OpenStreetは、自転車活用推進法を背景に水平分業型の地域パートナーモデルを活用し、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」およびスクーターや超小型EVのシェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」を展開し、ラストワンマイルの多様な移動手段を提供してMaaS促進を目指す。
岡運輸機工は「顧客第一」「営業の革新と技術の継承」を経営理念に掲げ、地域社会とともに発展を続ける。配送のほか工場やオフィスの移転、重量物の移動、精密機械の輸送・撤去にも対応している。





