豊田通商、ガーナの車両組立会社に追加出資…特定子会社化

豊田通商マニュファクチャリングガーナ
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豊田通商は、ガーナの連結子会社TOYOTA TSUSHO MANUFACTURING GHANA CO. LIMITED(TTMG)に対し、追加出資を行うことを決定したと発表した。これによりTTMGは豊田通商の特定子会社に該当することになる。

豊太通商は、ガーナ共和国における自動車事業の機能を拡大するため、2020年6月に100%出資で車両組立会社のTTMGをガーナに設立した。その後2025年7月に、同社の100%連結子会社のCFAO SASの豊富なビジネス基盤・ネットワークを活用するため、CFAOへの株式移管を実施していた。

今回、ガーナにおける自動車事業のさらなる拡大のため、CFAOが5500万ドルの増資を実施することを決定した。これによりTTMGの資本金は6300万ドルとなり、豊田通商の資本金額の100分の10以上に相当することから、TTMGは同社の特定子会社に該当することとなる。

TTMGはガーナ共和国テマ市に所在し、代表取締役社長は渡辺剛氏が務める。事業内容は車両の組立生産で、2020年6月4日に設立された。

《森脇稔》

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