「EV電池スマートユース協議会」、三洋貿易が参加…循環経済推進へ

三洋貿易のバッテリー診断機
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三洋貿易は10月23日、日本総合研究所が運営する「EV電池スマートユース協議会」に加盟したと発表した。

この協議会は、ユーザー起点のEV電池のサーキュラーエコノミーを国内で実現することを目指す。EVおよびEV電池の需要側を中心とする企業、学識者、省庁、地方自治体が連携し、EV電池の循環利用を加速させる規格・指標づくりや技術の社会実装に向けた実証支援を行っている。

三洋貿易は2025年1月から、EV・PHEVのバッテリー劣化を短時間で経済的、かつ簡単に診断できる機器「EverBlue Drive ETX010」を販売している。同製品はバッテリーや中古EV車のスマートユースに役立ち、循環型社会への貢献を目指すコンセプトで開発された。本協議会の趣旨と合致し、今回の入会に至った。

三洋貿易は1947年設立。ファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で製品とサービスの輸出入・販売を展開する専門商社だ。

「Quest for Next = よりよい未来を探求する」をスローガンに、高付加価値商品と技術サービスを通じて社会課題の解決と人と地球の笑顔づくりを目指している。

《森脇稔》

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