16日の日経平均株価は前日比605円07銭高の4万8277円74銭と続伸。自民党と日本維新の会が首相指名選挙での協力、連立政権の構築に向けて政策協議を始めることで一致し、政局の不透明感が後退したことが相場を押し上げた。
市場では高市早苗自民党総裁が首相になる可能性が高まったと受け止め、「高市トレード」が復活。防衛関連株、大阪関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。
15日のニューヨークダウは17ドル安の4万6253ドルと3日ぶりに反落。米中貿易摩擦の激化に対する警戒感が相場の重しとなり、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げへの期待が下値を支える展開となった。