トヨタとの実証実験も、廃棄物炭化技術「.Garbon」始動…人工皮革などの素材に変換

廃棄物を、独自開発の人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換する新循環ソリューション「.Garbon」
  • 廃棄物を、独自開発の人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換する新循環ソリューション「.Garbon」
  • 廃棄物を、独自開発の人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換する新循環ソリューション「.Garbon」
  • 廃棄物を、独自開発の人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換する新循環ソリューション「.Garbon」
  • 廃棄物を、独自開発の人工皮革など「選べる素材(再資源)」に変換する新循環ソリューション「.Garbon」

Gabは9月10日、炭化技術によって従来再利用が困難だった廃棄物を独自のプロセスで炭化し、人工皮革をはじめとする多様な選べる素材へと変換する新循環ソリューション「.Garbon(ガーボン)」を始動したと発表した。

同サービスは、企業が抱える廃棄物問題の解決と廃棄ゼロ社会の実現を目指す取り組みで、トヨタ自動車のカーボンニュートラル推進活動の一つであるTOYOTA UPCYCLEプロジェクトとの実証実験も開始する。

日本では毎年約316万トンの焼却灰が埋立処分され、残り22年で埋立容量が限界に達すると試算されている。現状のリユース率は3%、リサイクル率は22%程度にとどまっており、従来の3Rのみでは十分な対応が困難な状況だ。


《森脇稔》

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