EV向け充電サービス「テラチャージ」を展開するテラチャージは22日、石川県能登町と「持続可能な地域づくりに関する協定」を締結したと発表した。同社が石川県内の自治体と協定を結ぶのは能登町が初となる。
協定では災害発生時におけるEV充電器の無償開放を盛り込み、脱炭素社会の実現と防災・減災に向けた地域のレジリエンス強化などに寄与する取り組みとなっている。
能登町では2021年以降、能登半島やその沖合いで大きな地震が群発的に発生するようになったことを受け、「どこでも災害は起こりうる」と想定し、新規導入する公用車をすべて軽EVの日産『サクラ』に切り替えた。さらにEVから家電機器などへ給電を行うためのV2Lの調達を準備するなど、災害への備えとしてEVを活用できる体制づくりを進めてきた。