BMW・ホンダ・日産ら4社合弁の「ChargeScape」、EVによる電力網負荷軽減プログラムに参画

ホンダやBMW、フォードモーターの合弁「ChargeScape」
  • ホンダやBMW、フォードモーターの合弁「ChargeScape」
  • 電力網の連携を目指す米国のベンチャー企業ChargeScape

BMW、ホンダ、フォード、日産の合弁会社のChargeScape(チャージスケープ)はPSEG ロングアイランドと提携し、EVによる電力網のピーク負荷軽減プログラムに参画すると22日に発表した。同合弁の9年間のピーク負荷軽減プログラム史上初の取り組みとなる。

夏季の電力網への負荷軽減を目的としたこの取り組みでは、チャージスケープのAI技術プラットフォームを活用し、4000台以上のBMW EVドライバーと2200台のフォード EVドライバーを電力網に統合することを目指している。参加顧客は最適化されたEV充電を通じて電力網の安定性とコミュニティの回復力をサポートすることで、金銭的インセンティブを受け取る。


《森脇稔》

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