7月17~23日に公開された有料会員記事の記事について、アクセス数を元に独自ポイントで集計したランキングです。1位はブレンボが新開発したブレーキ。粒子状物質を削減し、寿命も最大2倍になるそうです。2位はディープラーニング、3位は追浜工場の生産を終了する日産自動車でした。
ブレンボが、PM10などの非排気微粒子排出物を削減する新型ブレーキシステムを開発した。これは、欧州委員会のLIFEプログラムが資金供与するRE-BREATHプロジェクトで開発。3年間の研究を経て、このプロジェクトは、公共交通システムのブレーキシステムから発生する非排気微粒子排出物に関する知識向上を目的としていた。

東京大学大学院理学系研究科の玉井敬一特任研究員らのグループ、アイシンの張潘(チュオンファン)チュオンズイプロジェクトマネージャーらによる研究グループは、ディープラーニングに普遍的な法則が見られることを発見したと発表した。7月18日に米国科学誌「Physical Review Research」にて公開された。

日産自動車は、2027年度末に車両生産を終了する追浜工場ついて、関係するステークホルダーとの対話を開始したと18日に発表した。地元自治体との協議も進めている。すでにサプライヤーを対象とした説明会を開催し、生産移管に関する全体方針と今後の対応計画について説明したという。

ドイツ自動車連盟(ADAC)は、フォルクスワーゲンの電気自動車『ID.3』の長期耐久テストを完了し、その結果を公表した。ADACのテスト・技術センターのエンジニアは、4年間にわたり16万km以上を走行。テストの結果、高電圧バッテリーは91%の正味容量を維持していることが確認された。テストに使用されたのは、正味バッテリー容量77kWhの『ID.3 Pro S』だ。