J.D.パワーが発表した「2025年米国初期品質調査(IQS)」において、日産自動車が量販ブランドの中で最高位にランクされた。この調査は、新車購入後最初の90日間のオーナーからのフィードバックに基づき、新車の品質を測る権威ある指標だ。
この調査では、100台あたりの不具合指摘件数(PP100)が指標として用いられる。日産は、量販ブランドの競合他社の中で最も低いPP100を達成し、品質と顧客体験が大幅に向上したことを示した。
モデル別では、複数の車種が各セグメントで高い評価を獲得した。具体的には、『アルティマ』がミッドサイズカー部門で最高位、『セントラ』がコンパクトカー部門で最高位、『ローグ』、『フロンティア』、『パスファインダー』がそれぞれ各セグメントで上位3位以内となった。