ロームの第4世代「SiC MOSFET」ベアチップを搭載したパワーモジュールが、トヨタ自動車の中国市場向け新型クロスオーバーEV『bZ5』のトラクションインバータに採用された。
bZ5はトヨタとBYD TOYOTA EV TECHNOLOGYカンパニー、一汽トヨタ自動車などによって共同開発されたクロスオーバータイプのEVで、一汽トヨタより6月に発売された。
今回採用されたパワーモジュールは、ロームと正海集団との合弁会社、上海海姆希科半導体有限公司から量産出荷を開始しており、SiC MOSFETを中心としたロームのパワーソリューションが新型EVの航続距離伸長や高性能化に貢献している。